ドクターニューフェイス

第2血管外科部長 佐藤 央

本年4月より盛岡友愛病院血管外科に勤務させて頂いております佐藤央(さとう ひろし)と申します。私は岩手県北上市出身で、平成10年に弘前大学を卒業後、当時開設1年目であった岩手医科大循環器医療センターでの勤務を希望し、岩手医科大学第三外科(心臓血管外科・呼吸器外科・小児外科)へ入局しました。
入局時は私の直接の指導医が佐々木達哉先生、血管外科に中島隆之先生、呼吸器外科に藤井祐次先生が在籍されており、さらに吉田弘之先生や千葉覚先生も第三外科出身です。現在、私を含め5人の医師が盛岡友愛病院へ在籍しております。
このように多くの第三外科出身の先輩方がおられるのは私が盛岡友愛病院で勤務させていただくこととなった理由の一つであり、また実際に勤務して色々支えていただき心強く感じております。
平成22年10月から岩手医大循環器医療センターから秋田大学心臓血管外科へ移り約4年半、秋田大学病院を中心とした勤務を行なって参りました。
秋田県では開心術が行える施設がごく限られており、秋田県全域から大学病院へ一極集中するため、昼夜を問わず緊急手術が連続で行われることも珍しくなく、医療を行う側も大変厳しい環境でありました。
岩手・秋田ともに中心部を除く地域は医師不足が大きな問題でありますが、特に秋田県の心臓血管外科・循環器科領域は深刻な状況であり、大学病院からの診療応援で何とかもっている状況でした。
岩手県の盛岡地区においては岩手医科大と県立中央病院と二施設で開心術が行われており、また北上以南は仙台にも搬送可能であり、また循環器科も開業医の先生から総合病院、大学病院まで整った環境であると思います。
患者さんにとっては、十分では無いにしろ比較的恵まれているように感じます。
しかし医療の選択肢がたくさんあり、たくさんの病院があるということは、患者さんに盛岡友愛病院を選んで来ていただく状況にあるということであり、より一層医療従事者の質が問われることだと思います。
当院では開心術や大血管の手術は行なっておりませんが、末梢血管を中心に大学病院とは違う医療を提供し、違う役割を担っている、と考えております。
盛岡友愛病院血管外科は吉田先生、中島先生が下肢静脈瘤のレーザー治療をいち早く導入し、東北においては下肢静脈瘤の手術件数がトップクラスであり県内外から患者さんが来られる状況であります。
また末梢血管手術も中島先生を中心として症例が増えております。
私は幸いにもこのような整った環境の下に赴任しましたので、引き続き患者さんに選んでもらえる病院にしていきたいと思います。
今後は、血管外科の外来診療・手術を中心に、またそればかりではなく外科全般や地域に根ざした医療も行うよう努力していきたいと思います。
今後とも皆様方のご指導、ご鞭撻の程をよろしくお願い申し上げます。



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