振り返りとこれから〜皮膚・排泄ケア認定看護師誕生〜

看護主任 褥瘡管理専従 北田 淳子

平成24年7月4日は私にとって、生涯忘れることのできない日となりました。
皮膚・排泄ケア認定看護師を目指すべく、宮城認定看護師スクール(宮城大学)の門扉を叩いたのが、昨年の6月。
それから相当の紆余曲折(!)を経て、12月に卒業し、そして去る5月22日、認定試験を受験しました。
試験を終えてまず思ったこと、それは、「とても合格する気がしない」ということでした。久しぶりに再会したクラスメート達と答え合わせをすればするほど、どんよりとした気持ちになり、もっと勉強すればよかった、と後悔の気持ちでいっぱいになりました。
合格発表が近づくほど、緊張が増します。
もうどうしようもない、あとは結果が出るのを待つだけ、と言い聞かせれば言い聞かせるほど、体も心も疲れていきました。
そして運命の日を迎え、朝からそわそわ、何回も看護協会のホームページを開いては落胆し、緊張はMAXに達しました。午後3時、やっと自分の目で「合格」の二文字を確認することができ、体中の力が抜けました。
同時に、「これでやっとスタートラインに立つことができたのだ」という思いで、身が引き締まりました。
幸いにも4月から「褥瘡管理専従」という立場で仕事をさせていただいていますが、慌ただしくスタートしたこともあり、まだまだ見直すべき点が多々あります。
今後は、職員の皆さんの意見も取り入れながら、徐々に「これだ」と思うものを見つけ、ますます活発に活動していく所存です。
私は4年前、主任に昇格したときに、老子の教えである「上善若水」をモットーに精進するという決意を述べました。
「人は水のように生きるのがいちばん良い」ということです。水は、どんな色にも染まり、器や温度によってどんな形にもその姿を変化させることができます。柔軟である、ということです。また、水は高いところから低いところに流れていきます。謙虚である、ということです。今一度、この言葉を振り返り、噛みしめながらさらに前進し、研鑽を重ねてまいりたいと思います。
今回の合格は、決して1人ではなしえなかったことです。
たくさんの方々の励ましや協力があってのことです。感謝しても感謝しきれません。本当にありがとうございました。微力ながら、今後は病院に恩返しするつもりで、全力を尽くしたいと思いますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。



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