感染管理認定看護師の資格取得に向けて

副看護部長 感染管理専従 赤松 陽子

今回、私は、認定看護師教育課程「感染管理」の入学試験を受け、無事、合格することが出来ました。
今、このように、みなさんに合格の報告が出来て、本当にホッとしています。
今回、約1ヶ月半の短い期間の受験勉強でしたが、過去問を解きながら、基礎領域、専門領域、各CDCガイドラインなどを一つずつ地道に学び直し、自分が暗記しやすいように暗記すべき内容をコンパクトにまとめ、あとは、頭にいれていくという作業を行いました。
基礎領域だけでも疫学・統計学・微生物学・感染症学・免疫学・薬学・関連法規などがあり大変でしたが、学んだ結果、気づいたことは、私が入学試験のために勉強したことは入学前に知っておくべき最低の知識であり、今の私は感染管理学を学ぶスタートラインに立っただけだということです。
わかっていたつもりでしたが、予想以上に学ぶことが多く、奥が深く、知れば知る程ゴールが遠くなる、そんな感じです。
平成24年度診療報酬改定では、医療機関等における院内感染対策に対して過去最高の評価といえる加算となりました。
つまり、診療報酬においても、感染対策がますます重要視されているということです。
今回、感染防止対策加算は、医療安全対策加算とは別の評価体系に改められ、感染防止対策加算1と感染防止対策加算2が新設されました。感染制御の組織化、感染制御チームでの感染防止に係わる日常業務の実施、地域の医療機関同士の連携などが求められています。
院内感染は、人から人へ直接、又は医療機器、環境等を媒介して発生します。
特に、免疫力の低下した患者、高齢者等の易感染患者は、通常の病原微生物のみならず、感染力の弱い微生物によっても、院内感染を起こす可能性があります。
このため、院内感染対策は、組織の活動だけではなく、患者に直接係わる個々の医療従事者が正しい知識を用いて感染対策を実践していくことが重要です。
診療報酬改定に伴い、当院も感染制御チームの活動として他医療機関同士のカンファレンスへの参加や、院内では、毎週火曜日にミーティングを開催するなど新しい活動を始めています。インフェクションコントロールチームのメンバーも積極的に取り組んでいます。
認定看護師を育成する体制が出来、このように入学決定の報告が出来ることに感謝したいと思います。



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