ドクターニューフェイス

形成外科部長 湊 祐廣

秋田県秋田市に生まれました。
昭和39年秋田県立秋田高校を卒業、昭和45年岩手医科大学を卒業しました。
その後岩手医科大学整形外科学教室(猪狩忠教授)で整形外科を研修、昭和49年に昭和大学形成外科学教室(鬼塚卓弥教授)の基に内地留学し、唇顎口蓋裂、皮弁、植皮等の形成外科の基本を学んで参りました。
昭和52年に岩手医科大学に形成外科が分離・独立した際、開設と同時に転籍し、専ら形成外科を専門にやって参りました。
平成7年にはパリ第7大学サンルイ病院(Banzet教授・Servant教授)の基へ遊学し、再建外科とフランスの美容外科を学びながらワインの味を覚えてまいりました。 
岩手医科大学では唇顎口蓋裂・顔面外傷の再建・高度顔面変形の骨切りによる再建・皮膚悪性疾患の切除後の再建・褥瘡の外科治療等を主にやっておりましたが、整形外科・脳神経外科・耳鼻科・第1外科・皮膚科・救急センター等との共同再建手術にも興味を持って参画して参りました。 
平成9年には岩手医科大学を退職し、栃内病院に勤務いたしましたが、このたび縁あって長澤院長先生、小暮副理事長さん、石関事務局長始め、多くの皆様のご高配により、7月1日より医療法人友愛会 盛岡友愛病院に形成外科を開設して頂き、勤務いたすことになりました。  
現在、岩手県では形成外科専門医が常勤している病院は5病院で、盛岡市内では岩手医科大学と当院の2病院です。本院の形成外科を発展させるため精一杯努力する所存です。
どうぞよろしくご協力とご指導のほど、お願い申し上げます。

さて、形成外科とは、どのような疾患を対象とする診療科でしょうか?
恩師鬼塚卓弥(現昭和大学名誉教授)の教科書の冒頭に“形成外科とは先天性および後天性の身体外表の形、色の変化、すなわち醜状を対象とし、これを外科手技により形態(美容)解剖学的に正常(美形)にすることを手段とし、その目的は個人を社会に適応させるものである”と記されており、主に体表面の形態の異常を対象にしております。
小生が形成外科の研修を始めたころは大部分の手術症例は唇裂・口蓋形成術と熱傷瘢痕形成術(やけど治癒後のひきつれの手術)等でしたが、近年では患者様の要求が多種、多様化し機能的には当然として、美容的要素の追求もハイレベルのものが求められるようになってきました。
具体的には、日常よく取り扱う疾患として顎顔面外科では顔面外傷(傷、傷跡、骨折)、顔面腫瘍(できもの、ほくろ、皮膚の癌)、先天異常(唇裂・口蓋裂、耳・鼻・眼瞼の先天異常)、美容外科(隆鼻・重瞼術、眼瞼の除皺・下垂症等)。
手足では先天異常(多指・合指・巨指症)、四肢や体幹の軟部腫瘍、皮膚腫瘍、骨折以外の手足の外傷(皮膚欠損、瘢痕瘢痕の外科治療)、下腿皮膚潰瘍、熱傷潰瘍、熱傷瘢痕、また腋臭症、陥入爪・巻爪の根治手術や褥瘡の外科治療等が挙げられます。
その他各科の境界領域の疾患にも興味を持っていますので、ご一報頂ければ、共同で治療に参画し、皆様のお役に立ちたいと思います。 
どうぞよろしくご指導賜りますようお願い申し上げます。


【 関係学会 】
・ 日本形成外科学会
(評議員・専門医・北海道東北支部評議員・社会保険委員・専門医生涯教育委員)
・ 日本頭蓋顎顔面外科学会(評議員)
・ 日本整形外科学会(専門医)
・ 運動器リハビリテーション学会(認定医)
・ 日本熱傷学会(東北地方会世話人)
・ 日本褥瘡学会
・ 千葉大学医学部非常勤講師



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